【開催報告】田んぼロボットプログラミング「Okaki」プロジェクト授業!


地元小学校の5年生と一緒に「合鴨農法のプログラミングシミュレーション」を実施!
お米の学習の一環として、田んぼでの生きものの働きや、有機農業の仕組み社会科では“農業とくらし”、理科では“生物のつながり”、そして総合では“持続可能な社会を考える”テーマについてこれまで学習してきました。除草お手伝い犬ロボ(Okaki)といっしょに「農業×IT」合鴨農法についてプログラミング体験をしてもらいます。
1コマ目はランチルームでプログラミング体験と農業のお話


実際に農業を営み、除草お助けロボットを作った人の話を聞くところからスタート♪
生き物の合鴨とロボットの違い、除草ロボットを作った理由など、子どもたちからの質問が山盛りでした!
こうした疑問から、普段見ている農業との違いに気づいたり、人の手で行う大変さをITの力でどう助けられるかを考えるきっかけにもなります。



「もっと効率的にするには?」



「自然と機械はどう共存できる?」
そんな問いを通して、社会や理科の学びともつながり、無関心だったことに関心を持つことで、子どもたちの世界がぐっと広がっていきます★


お話の後は、実体験。
ロボットをプログラミングで動かそう!の巻。
クラブ活動でもIchigoJamを使っている学校なので、クラブ経験者のキーボード操作はさすがの速さ
2コマ目は、田んぼに見立てたプールでミニロボ「Alare」をプログラミング!
この学校のプールは防火水槽として一年中水が張られており、まるで本物の田んぼのようなリアルな雰囲気。




最後には、実際に田んぼで活躍している「Okaki」ロボも登場!


子どもたちからは「おーーー!」と歓声が★
途中、お手伝いロボOkakiの暴走により水没したミニロボもあったけど、それはそれで想定内。
やっぱり、実生活に結びついたプログラミング学習は面白い!
自分でプログラムを組んだロボットが歩く。
「歩く」ということは–もしかしたら水に浮かべることもできるのでは?
そんなふうに、ひとつの“できた”が次の想像へとつながっていきます。
机の上だけで考えるのではなく、実際に動かしてみることで新しい発見や気づきが生まれるのです。
「農業×IT」の可能性を感じた一日でした


「農業×IT」をテーマにした学びは、環境教育だけでなく、ものづくりを通じて自信や社会とのつながりを取り戻すきっかけにもなります。
Creative Adventureでは、地域の企業や支援団体など、子どもから大人まで”できた!!”を実感できる場づくりを進めています。
日本の「みどりの食料システム戦略」では、2050年までに農地の25%を有機農業にすることを目指しています。
ITやプログラミングを活用することで、環境にやさしい農業や次世代の人材育成にもつながる。
そんな新しい学びを地域から広げていきます。







Creative Adventureは京都府向日市でプログラミング普及活動を行っている団体でPCNのメンバーです。








